
全日本ジュニア鼓笛連盟
会長 野澤建一
昭和40年当初、幼稚園教育要領の領域に、音楽リズム領域があり、幼稚園の音楽活動は、ハーモニカを使ってリード合奏を行っていました。ド・ミ・ソ・・・・は吹いて音を出します。れ・ふぁ・ら・しは、吸って音を出します。と、旋律を組み立てる方法を指導するのに大変苦労したものでした。
昭和43年にハンガリーから持ち帰った楽器(現在の鍵盤ハーモニカの原型)の中に、鍵盤を見ながら、吹くだけで旋律を奏でることが出来る楽器があることに、大きな転換を試みることが出来ました。
昭和45年に全日本ジュニア鼓笛連盟を立ち上げ、鍵盤ハーモニカの試作を大手メーカーにお願いしたところ断られ、やむなくあるメーカーにお願いしたところ、快く承諾して下さり、試作品が出来上がりました。その鍵盤ハーモニカをリード合奏に採り入れることができ、幼稚園の音楽活動の中に大反響を興し定着し始めましたが、マイクを通して旋律を聴かせる方法ですと、舞台発表会等では良いのですが、運動会やパレードなどには不向きでしたので、更に研究をすすめていただいて、現在のリード楽器が出来あがり、鼓笛による動きを採り入れた今までにないシステムの開発に取りかかることができました。
ジャン・ピアジェ博士の、幼児教育理論の中で、子どもの"意欲""主体性"を大切に、"遊び"を通して子ども一人一人の個性に応じた発達を促すためには、先ず、3歳児からリトミックでリズム感覚を身体に覚えさせる方法を採り入れ、4歳になって鍵盤ハーモニカによる基礎指導を行い、5歳児になって初めて鼓笛の課題曲に挑戦できる「総合音感システム」を作り上げることでした。
子どもは、大人と違って直感で判断することが多いのですが、この直感力を応用して出来上がったのが「総合音感システム」です。このシステムの中には、子どもが持っている力を思い切り発揮できる"活動の場"があり、子どもの世界を大きく広げる"経験の場"となることを生み出すことに成功しました。
なにより"遊び"を重視している教材であることと、情操教育につながるシステムであることを皆様にお知らせ致したいと思いまして、この度本連盟のホームページを立ち上げることに致しました。
どうぞ、各園の実績をご覧頂いて多くの園のご入会をお勧めいたします。